えっ、もしかしてパートナーも!?
【第38回】 えっ、もしかしてパートナーも!? 性器クラミジア感染症(中)
感染しても自覚症状が乏しい性器クラミジア感染症だが、検査をすれば分かる。極めて高感度な遺伝子診断法も開発され、一般的に利用されるようになっている。妊娠中にクラミジア感染の有無を調べる医療機関も増えている。
早期に発見されれば、抗生物質の服用で1〜2週間で治る。クラミジア感染症に詳しい野口昌良・愛知医科大学医学部教授は「性感染症は同時にパートナーも感染している確率が高い。積極的に検査を受ける気持ちを持って欲しいですね」という。
妊娠している場合も、胎児に影響のない薬を使うことで治療は可煤Bパートナーとの同時治療は性感染症の性質上、当然行われるべきだろう。感染拡大の防止としても重要だ。どちらかが陰性と診断されても、同時に治療することが推奨されている。
治療にあたっては、治ったことの確認も大切。クラミジア感染者は一般的に、再感染のリスクが高いとされる。
「持続性感染や慢性感染と呼ばれるような状態になる可柏ォもあるので、注意深くフォローする必要があります」と野口教授。再感染の可柏ォは低くとも定期的な検査を受けることは、感染者を減らす大事なポイントになる、と指摘する声が多い。
性器クラミジア感染症を含め、性感染症の検査・治療は、それまでの人間関係を壊しかねない社会的問題もある。離婚問題にも発展しかねない。
野口教授は「感情的な部分で難しい面もあるでしょうが、クラミジア感染症は確実に増えている病気です。そうした認識の上、冷静な対応が肝心です。放置しては何の解決にもなりません」とアドバイスする。
性感染症で最も大切なことは蘭hすることである。そのためには知識を持つことが不可欠。発症の低年齢化も目立つだけに教育の問題も絡んでくる。蘭h対策は次回で。
