(6/17)自宅で乳がん検出が可狽ネ装置を開発
自宅で使用できる手のひらサイズ(ハンドヘルド)の画像装置が早期乳がんの検出に有用であることが、フィラデルフィアで開かれた米国防省(DOD)乳がん研究プログラム(BCRP)会議「希望の時代(Era of Hope)」で発浮ウれた。
装置の開発者であるペンシルベニア大学医学部放射線学、生物物理学および生化学名誉教授のBritton Chance氏よると、「iFind」と呼ばれるこの新しい装置は、トランプ1組程度のサイズで、近赤外線を用いて乳房の血流量を測定する。
腫瘍が増殖するためには血管の新生が必要であり、必然的にその領域に血液量が増えるというロジックを応用したもので、正常組織と増殖する腫瘍組織での血液中の酸素量比の違いをモニターし、酸素代謝量の多い高領域を検出すると、光と音(警告音)で知らせてくれる。
Chance氏らは19982003年の間に、2つの検査施設を受診した女性116例を対象にこの装置の評価を行った。標準的検査法で44例にがんが検出されたが、これらの症例に対する装置の感度(検出率)は96%であった。測定に要する時間は5分間。Chance氏は「iFindはマンモグラム(乳房X線像)や生検に取って代わるものではなく、こうした検査方法を補うものであり、異常が発見されれば専門医を受診することになる」という。
テキサス大学MDアンダーャ唐ェんセンターのJuri Gelovani博士は、この新しい技術を評価した上で、より広く用いるためには大規模な臨床試験の必要性を指摘。追加試験で装置の有用性が明らかにされれば、家族歴や乳がん遺伝子BRCA 1およびBRCA 2などがんの素因を有する女性には特に価値があるものとなる」としている。
Chance氏は12年以内にこの装置を女性向けに市販する意向で、販売価格は200300ドル程度が嵐閧ウれている。
